ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ Le Clos du Tue-Boeuf
ボルドー、マコン、南仏とワイン畑を渡歩いたティエリは、1994年、父の畑を兄のジャン・マリーと共に継ぎ「ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ」を起ち上げる。1999年にはネゴシアン「ティエリ・ピュズラ」を起ち上げ、ネゴスとドメーヌの両方を管理する。2014年ネゴスをボノームに引き継ぎ、ドメーヌ一本に専念し現在に至る。 海洋性気候と大陸性気候がちょうど交わる境目に畑があり、さらにロワール川の影響により、一年中気候は穏やかで夏は暖かく、秋から冬春にかけては川と地上の温暖さで朝夕はしばしば深い霧に覆われる。 産地:フランス>ロワール>シュヴェルニー 生産者:ル・クロ・デュ・テュ・ブッフ AOC:シュヴェルニー 農法:ビオロジック 畑総面積:14ha |
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ロモランタン フリリューズ 2022(白) 2/3がフランピエ(自根)、1/3が樹齢100年を超えるロモランタン。2022年は、ドメーヌ史上最も収量に恵 まれた当たり年だった。ワインは、ヴィヴィッドで、桃やアプリコットなどのふくよかなフルーツの旨味にロモランタンらしい伸びのある酸の効いたメリハリのある味わいに仕上がっている。余韻に長く残るチョーキーなミネラルも心地よく、アルコール度数 12.46%とは到底思えないエネルギッシュなワイン。 今飲んでも美味しいが、2022年のようにポテンシャルの高いミレジムは、長く寝かせれば寝かせるほどロモランタンとテロワールの真価が発揮されるとのこと。ちなみに理想は10年熟成。 葡萄品種:ロモランタン(樹齢72年平均) price:6130円 /750ml |
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クヴェヴリ 2023(白) ワイン名のクヴェヴリはグルジア語でアンフォラの意味。前回はスキンコンタクトに対し、 今回はダイレクトプレスをジョージアの アンフォラで発酵熟成。ブドウは2018年に植樹した自社畑ル・ブラン・ド・シェーヴルの若木から。ワインは、ムニュピノの酸と深みがしっかりと味わいに出ている。 植樹したばかりの若木にもかかわらず、ムニュピノの個性とアンフォラによるミネラルの抽出がしっかりとワインの味わいに反映されている。 葡萄品種:ムニュピノ(樹齢5年) price:6300円 /750ml |
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プレ・デュ・ボワ 2022(赤) 100%自社畑のカベルネフランで仕込んだキュヴェ。 2022年は、太陽に恵まれブドウが早熟だった年。カベルネの青っぽさが出ないように、ブドウの完熟をしっかりと待ち、また青みの原因となる梗をすべて取り除き、マセラシオンは2週間と短めに抑えタンニンの抽出を柔らかく仕上げた。出来上がったワインは、果実味がマイルドでしっかりと旨味の溶け込んだ上品な味わいに仕上がっている。 葡萄品種:カベルネフラン price:4600円 /750ml |
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